Webページの印象を大きく左右するのが 文字のデザイン(タイポグラフィ) です。
- 文字サイズ
- 太さ
- 行間
- フォントの種類
これらを正しく使うと、ページの読みやすさが劇的に変わります。
この記事では、CSSで文字をデザインするための
font系プロパティ を初心者向けに丁寧に解説します。
文字の大きさを変える(font-size)
p {
font-size: 16px;
}
よく使う単位は以下の2つ。
| 単位 | 説明 |
|---|---|
| px | 画面上のピクセル(最も使われる) |
| rem | ルート(htmlタグ)のfont-size基準 |
例:大きめの見出し
h2 {
font-size: 24px;
}
pxとremの使い分けは今は考えなくてもいいと思います。
慣れてきたらどっちのほうがいいのか考えて作っていきましょう!
文字の太さを変える(font-weight)
p {
font-weight: bold;
}
または数値でも指定できます。
- 400 → 通常
- 700 → 太字(bold と同じ)
例:
h1 {
font-weight: 700;
}
フォントの種類を変える(font-family)
body {
font-family: "Helvetica", "Arial", sans-serif;
}
複数のフォントを書くのは、
「使えない場合に次のフォントを使うため」。
一番後ろの serif / sans-serif はフォールバック用です。
ちなみに例のコードは、前に記載しているものから順に使えるフォントを探します。
万が一どれも使えなかった際には最後の「serif / sans-serif 」を使います。
このように、指定したフォントが正常に機能しなかった場合に、代わりとして使用される手段のことを「フォールバック(fallback)」といいます。
フォールバックを設定しておくことで、ユーザーの環境にフォントが存在しない場合でも、デザインが大きく崩れるのを防ぐことができます。
Google Fonts を使う(おしゃれフォントの基本)
Webで最もよく使われる無料フォントサービスです。
① Google Fonts からフォントを選ぶ

② <link> を head に貼る
例:Noto Sans を使う場合
<link href="https://fonts.googleapis.com/css2?family=Noto+Sans:wght@400;700&display=swap" rel="stylesheet">
こういった設定系はhtmlのheadの中に記載します。
外部CSSもそうでしたね。
③ CSSで指定
body {
font-family: "Noto Sans", sans-serif;
}
これだけで一気に“それっぽい”サイトになります。
行間(line-height)で読みやすさが変わる
p {
line-height: 1.6;
}
ポイント:
line-heightは数値で指定すると、親のフォントサイズに比例して決まる
→ レスポンシブでも崩れにくい。
おすすめ値:
1.5〜1.8 が読みやすい。
文字間(letter-spacing)
p {
letter-spacing: 0.05em;
}
- 英語:小さめ
- 日本語:やや広めにすると読みやすい
文字の位置(text-align)
p {
text-align: center;
}
使える値:
- left(左揃え:デフォルト)
- center(中央)
- right(右)
- justify(両端揃え)
font-style(斜体)
em {
font-style: italic;
}
ちょっとかっこいい字に見えるかもですね。
文字装飾(text-decoration)
a {
text-decoration: none;
}
以下を設定できる:
- underline(下線)
- overline(上線)
- line-through(取り消し線)
- none(装飾なし)
これは「aタグ(アンカータグ)」を使用した際に、ブラウザの表記に下線が出ると思います。
その下線を消す際に、「text-decoration: none;」を指定します。
影を付ける(text-shadow)
h1 {
text-shadow: 2px 2px 5px rgba(0,0,0,0.3);
}
キレイなタイトルを作るときに便利。
文字デザインまとめ:おすすめかもな組み合わせ
① 読みやすい本文スタイル
body {
font-family: "Noto Sans", sans-serif;
font-size: 16px;
line-height: 1.7;
color: #333;
}
② ブログ記事の見出し
h2 {
font-size: 28px;
font-weight: 700;
margin-bottom: 12px;
}
③ キャッチコピー風タイトル
.hero-title {
font-size: 40px;
font-weight: 700;
letter-spacing: 0.05em;
text-align: center;
}
実際のページで使う例
HTML:
<h1 class="title">CSSで文字をデザインしよう</h1>
<p class="lead">フォント・サイズ・行間を整えると読みやすさが劇的に向上します。</p>
CSS:
.title {
font-size: 32px;
font-weight: 700;
letter-spacing: 0.03em;
}
.lead {
font-size: 18px;
line-height: 1.8;
color: #555;
}
この記事のまとめ
font-sizeで文字の大きさを変えるfont-weightで太さを調整font-familyでフォントを指定- 行間(line-height)は読みやすさの鍵
- Google Fonts を使えば簡単にデザインアップ
こんな感じに淡々と解説しましたが、どうでしょうか。
CSSができるようになるとコードを作ることも楽しくなるので、是非頑張って覚えて慣れていってください!
ではでは!次回!:HTML/CSS入門⑨ ボックスモデル徹底解説!margin・paddingの基本

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