HTML/CSS入門④ リストと表

HTML/CSS入門 HTML/CSS入門

Webページを読みやすくするために欠かせないのが
「リスト(箇条書き)」と「表(テーブル)」 です。

文章だけのページより、
情報が整理されているページのほうが読者はストレスなく理解できます。

この記事では、HTMLで使える 3種類のリスト, 表の基本タグ,
実際のコード例までわかりやすくまとめます。

リストとは?(3種類ある)

HTMLで書けるリストは以下の3種類です。

種類タグ説明
順序なしリスト<ul>箇条書き(・)
順序付きリスト<ol>番号付き(1. 2. 3.)
定義リスト<dl>用語と説明をセットで書く

順序なしリスト(ul)

「・」で並ぶ一般的な箇条書きです。

▶ 書き方

<ul>
  <li>Java</li>
  <li>HTML/CSS</li>
  <li>Python</li>
</ul>

▶ 表示例

・Java
・HTML/CSS
・Python

順序付きリスト(ol)

番号が自動で付くリスト。手順紹介などに最適。

▶ 書き方

<ol>
  <li>環境構築をする</li>
  <li>コードを書く</li>
  <li>動作確認をする</li>
</ol>

▶ 表示例

  1. 環境構築をする
  2. コードを書く
  3. 動作確認をする

定義リスト(dl)

用語の説明を書きたいときはこれが最適。

▶ 書き方

<dl>
  <dt>HTML</dt>
  <dd>Webページの骨組みを作る言語</dd>

  <dt>CSS</dt>
  <dd>Webページの見た目を装飾する言語</dd>
</dl>

dt=用語(Term)
dd=説明(Definition)

表(table)の基本構造

表(テーブル)は以下のタグで構成されます。

タグ意味
<table>表全体
<tr>行(row)
<th>見出しセル
<td>通常のセル

表の作り方(table)

▶ 例:学習進捗表を作る

<table border="1">
  <tr>
    <th>言語</th>
    <th>学習状況</th>
    <th>学習時間</th>
  </tr>
  <tr>
    <td>Java</td>
    <td>基礎〜実践</td>
    <td>200時間</td>
  </tr>
  <tr>
    <td>HTML/CSS</td>
    <td>基礎</td>
    <td>50時間</td>
  </tr>
</table>

▶ 表示イメージ

言語学習状況学習時間
Java基礎〜実践200時間
HTML/CSS基礎50時間

表に枠線をつける方法

今のHTMLでは
枠線はCSSでつけるのが推奨 です(border=”1″ は古い書き方)。

例:

<table class="sample-table">
  <tr>
    <th>項目</th>
    <th>内容</th>
  </tr>
  <tr>
    <td>名前</td>
    <td>山田</td>
  </tr>
</table>
.sample-table, 
.sample-table th, 
.sample-table td {
  border: 1px solid #333;
  border-collapse: collapse;
  padding: 8px;
}

CSSを書く際、今までなら<style></style>の中に書いていたのを覚えていますか?
これを<html></html>内に記載することでページをデザインできます(内部CSS)。

今回はなぜか分かれています。
これを外部CSSといいます!

こちらのほうが実務的で便利なのでさらっと紹介しますね。

まずは画像のように「~~.css」というファイルを作りましょう。
「.css」が末尾で、名前がアルバイトなら自由です。

次にこのコードがあります。
これを<head></head>の中に書いてあげましょう!

これを書くことで外部のCSSファイルを読み込めるので、HTMLのコードがごちゃごちゃしない。
さらにHTMLとCSSをファイルごとに役割分担できているので、分かりやすいです!

あとは例を参考に、HTMLのコードはHTMLのファイルに、CSSはCSSのファイルに書くだけです。

ちょこっと補足

.sample-table, 
.sample-table th, 
.sample-table td {
  border: 1px solid #333;
  border-collapse: collapse;
  padding: 8px;
}

先ほどのこれ、どういうことなのか混乱された方いるんじゃないでしょうか。

実はHTML側の要素タグ内に

<table class="sample-table">

このように「class=”名前”」とすることで名前を指定してCSSを指定できます。
他にも「id=”名前“」というのもありますので、頭の片隅にでもおいておいてください。

何が便利なの?と思うかもしれませんので以下のコードを見てみてください。

<p>これは赤色</p>
<p>これは青色</p>
<p>これは緑色</p>

さあ、テキスト通りに色を変えるとなるとどうすればいいでしょうか?

p{
  color: red;
}

上記のCSSではすべての行が赤くなってしまいます。
そんな時に下記のように「class=””」を使うのです!

<p class="red-text">これは赤色</p>
<p class="blue-text">これは青色</p>
<p class="green-text">これは緑色</p>
.red-text{
   color: red;
}
.blue-text{
   color: blue;
}
.green-text{
   color: green;
}

こうすることで同じ「p」であっても、区別してCSSでデザインできます!

またclassで指定した名前をCSSで使う場合は「.~~」のように
先頭の「.」を忘れないでください!

もし「id=”名前”」ならCSS側では「#名前」のように先頭に「#」を付けます!

表にすると以下のような感じです。

htmlcss備考
<p></p>p{
color: red; など
}
要素名をそのまま使う。
<p class=”test”></p>.test{
color: red; など
}
「.」を忘れないように!
<p id=”test”></p>#test{
color: red; など
}
idの場合は、同じID名は他の要素には使えない。

まとめ(この記事のポイント)

  • HTMLのリストは ul, ol, dl の3種類
  • 箇条書き、番号付き、用語説明で使い分ける
  • 表は table / tr / td / th の組み合わせで作る
  • 枠線などの装飾は CSS が基本

リストと表を使えるようになると、
あなたのブログ記事・Webサイトがぐっと読みやすくなります!

ではでは!次回!:HTML入門⑤ フォーム要素

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